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<NHKニュース>

「東京マラソン」約3万8000人が都心のコースを駆け抜ける

国内最大規模の市民マラソン「東京マラソン」が3日行われ、およそ3万8000人のランナーたちが都心のコースを駆け抜けています。

ことしで17回目となる「東京マラソン」には、抽せんで選ばれた市民ランナーや、国内外の招待選手などおよそ3万8000人が参加しました。

早朝、スタート地点の東京都庁周辺では、受け付けを終えたランナーたちが準備運動で体を温めたり、服を着替えたりしていました。

ランナーたちは、浅草や銀座など東京の名所を巡りながら東京駅前のゴールを目指します。

コースの沿道には大勢の人が集まり、ランナーたちに声援を送っていました。

大会にともない都心部では広い範囲で交通規制が行われていて、最も遅いところで午後9時まで規制が続く予定です。

◆東京マラソン西山雄介9位 設定記録切れず 大迫傑 五輪代表内定

パリオリンピックの男子マラソン最後の代表選考レースとなる東京マラソンが行われ、29歳の西山雄介選手が2時間6分31秒で日本選手トップの9位に入りましたが、設定記録を切ることはできませんでした。このため、去年の代表選考レースで3位に入った大迫傑選手が2大会連続のオリンピックマラソン代表に内定しました。

東京マラソンは、パリオリンピックの男子マラソン代表をかけた最後の選考レースを兼ねて3日行われ、都庁前をスタートし、東京駅前をフィニッシュとするコースで争われました。

パリオリンピックの男子マラソン代表は、去年のMGC=マラソングランドチャンピオンシップで2人が内定し、最後の1人は設定記録の2時間5分50秒を切ることが条件となります。

レースは序盤から海外のトップ選手が先行する展開となり、日本記録保持者の鈴木健吾選手など有力選手が日本勢のトップ集団を形成して進みました。

33キロ付近 西山選手と浦野選手
27キロすぎに鈴木選手が遅れ、26歳の浦野雄平選手が集団から抜け出しますが、33キロすぎで、その浦野選手を西山選手が捉え、日本勢のトップに立ちました。

西山選手は、設定記録を目指して最後まで粘りの走りを見せ日本勢トップの9位でフィニッシュしましたが、タイムは2時間6分31秒で、設定記録に41秒及ばず、パリオリンピックの代表内定はなりませんでした。

この結果、MGCで3位に入った大迫傑選手が6位に入賞した東京オリンピックに続き、2大会連続のオリンピックマラソン代表に内定しました。

優勝は、ケニアのベンソン・キプルト選手でタイムは2時間2分16秒でした。

一方、女子は日本記録更新を目指した36歳の新谷仁美選手が日本勢トップの6位に入りましたがタイムは2時間21分50秒で記録更新はなりませんでした。優勝はエチオピアのストゥメ・アセファ・ケベデ選手でタイムは2時間15分55秒でした。

◆マラソンコース

 東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~
 門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京駅前・行幸通り

#東京マラソン2024#東京マラソンライブ

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