競泳男子で東京五輪まで4大会連続で出場した入江陵介(イトマン東進)が2日、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。入江は競技生活を振り返り、「やりすぎまでよくやれたなと言いたい」と万感の思いを語った。

入江は3月のパリ五輪代表選考会で5大会連続の五輪出場を逃した。パリ五輪後に引退する予定だったというが、「東京でたくさんの人の前で泳ぎ切ることができたのが何より幸せな時間でした」と語った。

今後は所属先のイトマン東進に残り、後進の育成に当たる。スポーツマネジメントやスポーツ心理学を学ぶため、大学院への進学も検討しているという。

NIHON2020.COM - Olympic Games Tokyo 2020.