「以前のナショナルリーグは3イニングに1度、自動的にアウトになるシステムだったのを覚えているか?みんな『お気に入りの制度だったのに』と自分にうそをついていた」

現地時間4月30日、米スポーツサイトのジョンボイメディアは、Xにこのような文面を投稿しました。

この投稿に対し、米ネットラジオ局のシックポッド・アダムランク氏はこう主張しています。
「素晴らしい制度だったし、みんな愛していた。だが、大リーグ機構が大谷翔平に
 ドジャースの本拠地があるチャベス・ラビーンでプレーしてほしかったから、ルールを変えたんだ」

この投稿のテーマとなっているのは「DH制(指名打者制度)」について。
エンゼルスが属しているア・リーグでは、1973年からDH制を導入していたため、大谷選手は登板日以外にも打席に立つことができていました。
しかしドジャースが所属しているナ・リーグでは、ほんの3年前までDH制がなく、投手も打席に立っていたのです。

もちろん、先発を務める投手が打席に立つことは簡単なことではありません。
投手は投球練習に割く時間が多いため、他の野手と比べると打撃の練習をする時間が確保できないためです。

つまり冒頭にご紹介した投稿にあった「3イニングに1度、自動的にアウトになるシステム」とは、「投手の打席は自動的にアウトになっているようなものだ」ということ。
そしてこのルールを変えたのが、二刀流としてプレーしている大谷選手でした。

「大谷選手にドジャースでプレーしてほしかったからナ・リーグはルールを変えた」
この指摘に「本当にそんなことがあるのか」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、この主張はあながち的外れではないのです。

大谷選手がメジャーで活躍したことにより、MLBではこれまでにもさまざまなルール変更が行われてきました。
2020年には、投手と野手に加えて一定の条件を満たした選手に「二刀流(two way player)」という枠が設けられ、選手区分が追加されています。

2022年には「DH制度」自体に変更が加えられ、先発投手が降板後もDHとして試合に残れるようになりました。これは「リアル二刀流」をこなす大谷選手が、降板後も打席に立てるようにという配慮からです。

このように、野球界のルールさえも変えてしまった大谷選手ですが、その影響力はフィールド外にも及んでいる様子。

ということで今回の動画では、社会現象にまでなっているという、大谷選手が与える影響力について紹介していきたいと思います。
野球界にとどまらず、さまざまな業界に影響を及ぼしている大谷選手のエピソードを集めてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

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