大阪府が整備を進める新型コロナウイルスの「臨時医療施設」で使用するため、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使われたベッドなどが搬入されました。

 (辻村周次郎記者リポート)「こちらが選手村で使われていた段ボールベッド。これから、段ボールベッドの組み立てが始まります」。
 大阪府は「インテックス大阪」に1000床規模の「臨時医療施設」の整備を進めていて、このうち無症状や軽症の患者用となる800床で、今回提供されたマットレスと枕を使う方針です。
 24日は500床分が運び込まれ、残りは10月以降に搬入される見込みです。また段ボールベッドは16台が設置され、医療従事者らの休憩などに使われる予定です。
 施設は9月30日に開設予定ですが、吉村知事は当面の間は患者を受け入れず「感染爆発など、いざという時の施設として位置づけたい」との考えです。

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