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 22年W杯カタール大会メンバーで、ベルギー1部ヘントのGKシュミット・ダニエル(32)がスポニチ本紙の取材に応じ、日本代表復帰への思いを語った。来季もヘントでプレーする意向を示し、クラブでの定位置獲りを第一の課題に掲げる。26年W杯北中米大会は自身のルーツである米国開催。移籍トラブルや出場機会を失ったどん底のシーズンを糧に、日の丸の守護神の座を狙う。

「何をしてもうまくいかない一年間だった。これ以上、下はないと考えています」

 昨夏、4年間所属したベルギー1部シントトロイデンからステップアップ移籍を模索。しかし、フランス1部メッス入りが成立目前で破談した。残留したシントトロイデンには、正守護神として鈴木彩艶が浦和から加入。出場機会を失い、不遇の半年間を過ごすことになる。
 
≪「英語力」を猛特訓≫不遇の時期には語学力向上に取り組んだ。昨年10月から英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」で半年間のプログラムを受講した。両親は家庭内で英語で会話しており、自身も幼少期から身近な言語。ベルギー移籍後も不自由を感じることは少なかったが「英語を第1言語で扱っている選手と話しているときに、英語力がいまひとつ足りないと実感した」という。週3回のレッスンを受けるなど意欲的に学んだ。

 海外でプレーするに当たり「ある程度の英語力は必要」とシュミット。特にGKはコミュニケーション能力が問われるポジションでもある。「前よりすらすら英語が出るようになった」と特訓の成果をパフォーマンスにつなげる。

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