今年5月、東京オリンピックの聖火ランナーとして武雄市内を走った男性が、地元の小学校で児童に「夢を持って努力することの大切さ」を話しました。

武雄市の若木小学校で講演したのは、武雄市出身で市内の中学校で体育教師などを務めた大庭弘毅さん69歳です。大庭さんは今年5月、東京オリンピックの聖火ランナーとして、武雄市内の区間200メートルを走りました。1964年の東京オリンピックを小学6年生の時に見て以来、聖火ランナーへの憧れを抱き続けたという大庭さん。持病のぜんそくと戦いながらも練習に励み、今回の聖火リレーに臨みました。大庭さんは、「夢を持って努力することが大切」と児童に話しました。
児童:「子供からの夢が大人になって叶ったのがとても良い話だなと思いました」
東京五輪で聖火ランナー・大庭弘毅さん:「目標を持ってやれば、どんなところにもいけるんだよとか、何でもできるんだよという少しでも自信につながるような思いを持ってくれたらと思っています」

講演の最後には、大庭さんがトーチを披露。児童はトーチに触れながら、大庭さんの思いを肌で感じていました。

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