チームUSAがトラック最終日を制覇、男子4x400mで世界新記録を樹立

アメリカチームはトラック競技で力強いフィニッシュを見せ、男子と女子の4×400で金メダルを獲得した。男子チームのクリストファー・ベイリー、ヴァーノン・ノーウッド、ブライス・デッドモン、ライ・ベンジャミンは2分54秒43のオリンピック記録を樹立し、ボツワナに0.10秒差で勝利した。16歳のクインシー・ウィルソンも予選でチームの一員として走ったため、メダルを獲得するだろう。女子チームのシャミア・リトル、シドニー・マクラフリン＝レブローニ、ギャビー・トーマス、アレクシス・ホームズは3分15秒27で、世界記録とオリンピック記録にわずか0.1秒差だった。銀メダルを獲得したオランダは4.23秒差だった。トーマスにとってパリでの3個目の金メダル走り高跳びでは、米国チームのシェルビー・マキューエンとニュージーランドのハミッシュ・カーがともに2.36メートルを跳んだが、カーが直接対決に勝利し、マキューエンが2.34メートルでミスして銀メダルを獲得した。カタールのムタズ・エッサ・バルシムは銅メダルを獲得し、この種目で4度目のメダルとなった。グラント・フィッシャーは最後の50メートルで複数のランナーを抜く力を発揮し、5000メートルで銅メダルを獲得し、5000メートルと10000メートルでメダルを獲得した初のアメリカ人となった。ブライス・ホッペルは男子800メートルで4位となり、表彰台までわずか0.17秒差だった。ニッキ・ヒルツとエル・セントピエールは1500メートルで7位と8位に終わった。