女子やり投げ決勝で、23年世界女王の北口榛花(JAL)が、日本女子のトラック・フィールド種目で日本初の金メダルを獲得した。

 1投目にいきなり65メートル80の今季自己ベストをマーク。ライバルが誰も北口の1投目を超えられず、自身の最終6投前に戴冠が決まった。五輪女王としてパリでのラストスローは60メートルに届かずに天を仰いだが、涙があふれた。優勝者だけが鳴らすことができる競技場の鐘を絶叫とともに鳴らし、歓喜を爆発させた。

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