東京オリンピックのソフトボールで金メダルを獲得した原田のどか選手が12月8日、岡山市の母校を訪れ、後輩に向けて講演しました。
東京オリンピックのソフトボールで金メダルを獲得した原田のどか選手、母校の岡山南高校を訪れるのは、約10年ぶりです。
「先生、覚えてますよ。全然変わってないですね。」
「ありがとう」
高校時代にお世話になった先生と久しぶりの再会を果たしたあとは、後輩の待つ体育館へ…
東京オリンピックのレプリカユニホームを着た約340人の後輩の拍手に迎えられた原田選手。
講演会では高校時代の思い出や、アメリカとの決勝戦でヒットを放った最終打席の裏話などを話し、変化を恐れず挑戦することの大切さを伝えました。
(原田のどか選手)
「オリンピック金メダリストで終わればかっこいいし、きれいな形ではあるが、メダルはゴールではなくスタート。これから次の世代に自分が経験した大舞台を経験してもらいたいので、私の歩みは続く。」
講演のあとは、後輩からの質問に答えたり、キャッチボールやバッティングをしたりして交流を楽しみました。
(ソフトボール部の後輩は…)
「オリンピックの金メダル選手ということで、すごく力強い球が来て、受けるのも投げるのも緊張した。」
「すごく緊張した。金メダルの重みや原田選手の頑張ってきた成果を感じて貴重な体験になった。」
(原田のどか選手)
「懐かしく、高校3年間の楽しい思い出が一気によみがえった。自分が選んだ道に対して楽しく、まっすぐ突き進んでほしい。」
輝かしいお土産を持って10年ぶりに母校に凱旋した原田のどか選手。自身にとっても後輩たちにとってもかけがえのない一日となったようです。
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