https://www.tamiya.com/japan/scale/figures/2021_50th/index.html
↑コンテスト詳細はこちらのHPに掲載!
東京五輪開催やメジャーリーグ大谷選手の活躍など、コロナ禍でも気分を晴れやかにしてくれる話題が多かった2021年 、おかげさまで『人形改造コンテスト』も第50回を迎えました。これも長きにわたるファンの皆様の支援の賜物と深く感謝しています。今回はやはり東京五輪の感動を様々な切り口で表現した作品が多く、締切りとのせめぎあいに悩まれた方も多かったのではないでしょうか。

●00:40~さて、記念すべき第50回の金賞受賞は青山祐司さんの五輪競技と戦国武将のコラボレーション。ユニークな発想はもちろん、鎧兜の細部にわたる再現度の高さや、作品を引き締める台座の演出が光りました。
●02:56~銀賞の虫明範雄さんの作品は伝説のメジャーリーガー2人の出会いがテーマ。2次元ではなくアイデアをこのように立体で表現できるのは人形改造ならではの楽しさです。
●04:29~そして銅賞は東京五輪の金銀メダリストの気合も伝わる岡田直人さんの作品。ごまかしのきかない身体の骨格、動きを見事に再現した人形改造の基本とも言える単体そっくりさん作品です。
●話題賞、アイデア賞には50回目のコンテストを大いに盛り上げてくれた作品を選びました。
05:56~首藤秀利さんの“人文字”と、
06:26~丸野吉明さんのパレードは1/35MMシリーズの原点、世界各国の兵士が集う楽しい群像です。
●06:56~森尾しょうじろうさんの作品の中にはコンテストの重鎮、佐藤邦彦さんが登場。はたして佐藤さんは自分が作品の題材になるとは予想していたでしょうか。
●07:27~MM賞は木村浩之さん。米軍兵士がドイツ軍のゴリアテを検分する様子は一見ユーモラス。戦場写真でも目にするこの光景をヴィネット風にバランスよくまとめています。
●07:57~永吉実朋さんは五輪のピクトグラム演者がコンテスト50回を祝福するタイムリーなコラボレーションでアイデア賞獲得です。
●08:26~新人賞は“ラクダバッテリー”も懐かしいアイデア作品、野村秀和さんの作品に。ベースの人形のポーズを巧みに活かし、ワイルドウイリスと上手く組み合わせています。人形のポーズから題材をイメージするのも面白いアプローチではないでしょうか。
●08:57 ~ジュニア賞の宮城孝和さん(15歳)は地元沖縄を舞台に描かれた歴史劇画がモチーフ。戦争の悲惨さを物語る気迫のこもった作品です。
●09:26~さらに今回は1973年のコンテスト開始以来、連続出品を続けている岩手の佐藤邦彦さんに50回記念特別賞を授与しました。東京五輪の開会式で話題になった、各競技を表すピクトグラムのパフォーマンス45点を製作。着想と製作スピード、そして工作技術、いずれをとっても75歳という年齢を感じさせないバイタリティには脱帽!出品記録をさらに伸ばすよう、ますますの活躍を期待しています。
●09:56~佳作12点を50音順に掲載しました。

記念すべき節目を迎えた人形改造コンテスト。現在の重苦しい日々が終息に向かうことを切に願いながら、ファンの皆様とともに新たな一歩を踏み出します。これからもよろしくお願いいたします。
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