東京オリンピックのビーチバレーボール競技で使われた「砂」が、福岡県吉富町の小学校にやってきました。

20日正午すぎ、吉富小学校の運動場では、トラックで持ち込まれたおよそ8トンの砂の開封作業が進められました。

砂場に広がったのは、東京オリンピックのビーチバレーボール会場で、選手たちの汗と涙を吸い込んだ通称「レガシーの砂」です。

子どもたちに肌で感じてもらい、夢や希望に向かってほしいという思いから、吉富町がオリンピック委員会から譲り受けました。

吉富町は今回、あわせて360トンの砂を譲り受けていて、町内の保育施設と小中学校あわせて7カ所の砂場に運び入れます。

今後、豊前市や苅田町などでも活用される予定です。

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