新型コロナウイルスの影響もある中、91の国と地域が参加する北京オリンピックの開会式が行われました。一方、会場の外では、市民が開会式の雰囲気を少しでも味わおうと集まる場面が見られました。

開会式は、新型コロナウイルスの感染対策として、招待客や関係者のみ入場が許されました。

一般市民は近づくことも難しい状況でしたが、一部の市民は会場の外で雰囲気を楽しんでいました。

市民「花火がきれいで見に来ました。真正面で見られなくてとても残念です」

一方、開会式で入場行進した台湾の選手団について、会場では従来通り「中華台北」とアナウンスされましたが、中国国営テレビの中継ではアナウンサーが「中国台北」と呼びました。

「中華」ではなく「中国」と呼ぶことで、中国の一部であることを強調し、国内向けに台湾統一への意欲をアピールした形ですが、台湾側の反発も予想されます。
(2022年2月5日放送)

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