2021年3月25日、福島県のJヴィレッジを出発した東京オリンピックの聖火リレー。福島そして全国を駆け抜け、約1万人のランナーの思いが一つになった。

聖火リレーの1周年を記念し、行われたセレモニーには、なでしこジャパンの佐々木則夫元監督と、元代表の宮間あやさんが駆けつけた。

なでしこジャパン 元監督・佐々木則夫さん:「Jヴィレッジ、福島からスタートしたこと。なでしこのトライアングルが、後世に繋がるのではないかとすごく感動しているし、感激している」

式には福島県内のランナーも参加し、聖火に託した復興の思いを話した。
ふたば未来学園 高校3年・荒川礼奈さん:「震災があって、そこから復興したことを、この聖火リレーの写真を見て、伝えていけたらいいなと思う」
ふたば未来学園 高校2年・大和田朝斗さん:「復興の拠点というか、ここからどんどん元気になっていけばいいなと思います」

展望ホールにある蹴球神社のすぐ近くには、なでしこジャパンのメンバーが聖火リレーで使った道具を展示。
Jヴィレッジでは、聖火リレーのメモリアルゲートや、トーチなどの展示を通して記憶と感動を未来に伝え続けていく。

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