続いては金栗記念選抜中長距離陸上です。
日本のトップランナーが熊本に集結、トラックシーズン最初の大会でそのスピードを披露しました。

【えがお健康スタジアム 熊本市東区】
この日会場がもっとも沸いたのは男子1500メートル。
残り1周で住友電工の遠藤日向と順天堂大学3年で東京五輪・3000m障害7位の三浦龍司が加速します。

先頭は遠藤、しかし三浦も最後の直線に入るとさらに一段ギアを上げた猛スパート。
最後はわずか0.1秒差で三浦が遠藤をかわし、フィニッシュしました。

【3分36秒59】
勝った三浦は日本歴代2位の好タイムで初優勝です。

【順天堂大学3年・三浦龍司選手】
「追いつけるかどうか余力と照らし合わせながら考えていた。」「最後は(体力・気力とも)ギリギリの勝負でした。」「(事前に)記録会で3000m走ったんですけどなかなかいい手ごたえを得られなかったので、その不安を払しょくする走りができた。」

一方、女子5000メートルには東京五輪1500mで8位入賞の田中希実が出場。

自身の持つ1500m・3000mに続いての日本記録更新も期待されましたがペースをつかみきれず外国人選手に先行を許します。

【15分26秒53】
それでも日本人トップの6位でゴール、課題と収穫を口にしました。

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