東京オリンピックの男子マラソンで6位に入賞した大迫傑選手が、岡山市の高校で特別授業を行いました。
大きな拍手で迎えられたのは、東京オリンピックの男子マラソンで、6位に入賞した大迫傑選手です。
この特別授業は、夢を持つことや挑戦することの大切さを学び、将来の進路に生かしてもらおうと、岡山市の岡山商科大学附属高校が企画しました。
(東京五輪男子マラソン代表 大迫傑選手)
「夢を持つことは難しいことではない。夢を達成するのは大事だが、達成しなかったとしてもそこに対して真剣に取り組めば良い」
大迫選手は、2015年からプロの陸上選手として活動していて、東京オリンピック後に引退しましたが、2022年2月、現役復帰を表明しました。
12日の特別授業で、大迫選手は、プロを目指した理由や、現役引退から復帰までのエピソードなど、挑戦することの大切さを伝えました。
(東京五輪男子マラソン出場 大迫傑選手)
「一度やめたからこそ見える部分もあると思うので、アスリートとして学んできたことを多くの人に知ってもらいたい」
(生徒は…)
「夢をあきらめない、言い訳しないという言葉が心に残った」
「まだ夢を確立できていないが、自分なりの夢を見つけて実現に向けて、今回の経験を生かしていきたい」
特別授業のあと、大迫選手は、陸上部の生徒と交流し、トレーニング方法などについてアドバイスを送っていました。
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