26日の東京オリンピックで日本は金メダル3つを含む7つのメダルを獲得しました。

 卓球の新種目「混合ダブルス」の決勝に進んだ水谷隼(32)・伊藤美誠(20)ペア。序盤、2ゲームを連取されますが、追い付いて第5ゲームで逆転します。その後、中国ペアに追い付かれた水谷・伊藤ペアは最終ゲームです。一挙に8ポイントを連取します。同じ卓球クラブ出身の水谷・伊藤が接戦を制して見事優勝し、日本卓球界史上初の金メダルを獲得しました。
 金メダル・伊藤美誠:「本当にすごくたくさんの方が応援して下さっているのを最後まで諦めずにできたので、すごい最後まで楽しかった」
 金メダル・水谷隼:「この東京オリンピックで今までのすべてのリベンジができたと思う」

 スケートボードでも快挙を達成しました。スケートボード女子ストリート決勝に挑んだ13歳の中学2年生・西矢椛はトップで迎えた最後の一投です。西矢は日本人最年少で金メダルを獲得しました。

 また、柔道男子73キロ級ではリオオリンピック金メダリストの大野将平が決勝に進出しました。大野は延長の末、技ありを奪って金メダル、見事、オリンピック連覇を達成しました。

 リオに続き、大会連覇を狙う体操男子団体。決勝に進出した日本は3位につけ、最後の種目、鉄棒へ。最終演技者はエース・橋本大輝です。橋本は得意とする鉄棒で、完璧な演技を見せます。逆転の金メダルへ日本はこの時点で1位に立ちます。しかし、ロシアオリンピック委員会にわずか0.103ポイント差で、金メダルにあと一歩届きませんでした。

 アーチェリー男子団体は3位決定戦です。試合は延長戦となり、メダル獲得には10点を射抜かなければいけない場面です。見事な集中力で日本は銅メダルを手繰り寄せました。この種目初のメダル獲得です。
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