5月14日に広島県で開かれた中国実業団陸上選手権。東京オリンピックの女子マラソン代表で天満屋の前田穂南選手が約1年ぶりのトラック競技に挑みました。
ケガからの復帰戦となった先週の仙台国際ハーフマラソンを優勝で飾った天満屋の前田穂南。14日は、女子1万メートルに挑みました。
序盤で先頭に立った前田は、外国人選手とレースを引っ張ります。2000メートルを過ぎたあたりからは徐々に離されますが、落ち着いた走りでペースを守り着実にラップを刻みます。
疲労はあったが足は動いていたという前田。2021年4月以来の1万メートルを日本人トップの32分18秒69でフィニッシュ。
レース後のインタビューでは次の目標について話しました。
(前田穂南選手)
「久々のトラックレースにしては順調。パリ五輪に向けて、しっかり準備していきたい」
その他の天満屋勢の結果は以下のとおりです。
4位 吉薗 栞 33分41秒35
5位 大東優奈 33分57秒76
8位 小汲紋加 35分39秒93
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