横浜市でウクライナから避難してきた子どもたちに、オリンピックの金メダリスト・井上康生さんらが柔道の指導を行いました。

 ウクライナ南部の港湾都市オデーサの柔道クラブに所属する小学生から高校生までの12人の子どもたちは、姉妹都市である横浜市に先月18日から一時避難しています。

 今月24日、市内の体育館でシドニーオリンピックの柔道で金メダルを取り、日本代表の監督も務めた井上康生さんらが、子どもたちに直接、指導を行いました。

 シドニー五輪・柔道金メダル、井上康生さん:「我々では想像もできない苦しみや、苦労というのがあると思いますけど、柔道ファミリーとして何かできることがあれば、喜んで参加させて頂きたいなと改めて思いました」

 今回の避難は、親などの保護者が同伴していないため、子どもたちは、26日にウクライナに帰国する予定です。
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