【東京オリ・パラ汚職】角川被告 贈賄の罪で起訴…会長辞職へ

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は4日、出版大手「KADOKAWA」の会長・角川歴彦被告を贈賄の罪で起訴しました。これを受け、角川被告は「会長職を辞する」とのコメントを発表しました。

特捜部によりますと、角川歴彦被告はすでに起訴された元専務らとともに、大会スポンサーの選定などで有利になるよう組織委員会・元理事の高橋治之容疑者に依頼し、約6900万円を賄賂として渡した罪に問われています。

これを受け、角川被告は弁護団を通じ、「本日、会長職を辞することといたしました」とのコメントを発表。「私だけでなく、社員が逮捕・起訴された事態は大変重いものと受け止め、責任を取る必要がある」としています。

一方、事件については、「汚職に関与したことなど一切ありませんので、裁判では無実であることを明らかにしていきたい」としています。
(2022年10月4日放送)

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