2030年冬季五輪の招致を目指して、札幌市やJOCによるプロモーション委員会は10月27日、新たなスローガンを発表しました。

 会場で:「スローガンはこちら! “世界が驚く、冬にしよう。”に決定しました!」

 札幌市やJOC、有識者などが参加して開かれた「オリンピック・パラリンピックプロモーション委員会」。

 招致のスローガンについて学生やプロモーション委員会のメンバーらが絞り込んだ3つのうち、最も投票の多かった「世界が驚く、冬にしよう。」が選ばれました。

 スローガンの選定に関わった鎌田 優月さん:「誰も見たことがないような、新しいオリンピック・パラリンピックで世界中の人を驚かせたい」

 東京オリンピックをめぐる汚職事件を踏まえ、あらためてクリーンな大会運営を目指す方針を示しました。

 札幌市 秋元 克広 市長:「多くの国民のみなさんが抱いている疑念や、不安の解消に努めていかなければ、招致自体が極めて難しくなるという大変厳しい危機感をもって対応していきたい」

 また秋元市長は、今後物価上昇などの影響で運営費が増える可能性を示唆し、丁寧に議論を進めていく考えを示しました。

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