FIFAワールドカップカタール2022。決勝トーナメント進出のかかったスペイン戦に向けて、相馬勇紀選手が29日の会見で意気込みを語りました。
Q:コスタリカ戦では緊張したか
相馬:あまり深い緊張はなく程よい緊張感で、どちらかといえばリラックスした状態で挑めました。
Q:先発と伝えられた時の心境は
相馬:ワールドカップが始まるにあたってどこかでチャンスはもらえるなっていうふうに思っていたので、1試合目を勝ちで終えてた分しっかりとまた勝ち点を取ってというところを考えながら試合には入りました。
Q:自身のコンディションは上向いてきているか
相馬:そうですね。身体もすごい動いてますし、得点も前2試合も取れていたので、すごい気持ち的にも身体的にもコンディションは良い状態かなと思います。
Q:コスタリカの出方はピッチ上からどのように見えていたか
相馬:かなりラインを下げてコンパクトなブロックを作ってくるというところで、試合前から多分おそらくファイブ(バック)でやるだろうっていうことは分かっていたんですけど、それでも特に前半は打開策を見いだせず、ずっと同じペースでボールを回してしまって選手の距離感もすごい遠くて、一番ブロックに対して崩しにくい形のまま攻めてしまったかなっていうふうに思いました。
Q:後ろに引かれた相手に対する対策は難しいものか
相馬:やっぱりこの間の試合の最中にはどういうふうにしたら崩せるだろうと考えながら試合はしてたんですけど、特に前半はなかなか崩せなかったですね。
Q:前半、ピッチ上で選手のコミュニケーションは
相馬:近くの選手では話したりはあるんですけど、やっぱり逆サイドの遠くの選手まで全ての意見を共有させるっていうのはなかなか試合中は厳しいことではあったんで、でもそこをうまく作れなかったなというふうには思います。
Q:チーム全体の雰囲気は
相馬:チーム自体の雰囲気は悪いものではないと思ってます。結果が負けてしまったので全てが悪いっていうふうに捉えられてしまうかもしれないんですけど、空気感っていうものは作ってもらっていた分やっぱり僕ら若手というか下からの選手たちがもっとアグレッシブにというか、アグレッシブに戦ってなかったわけではないけど、もっともっと仕掛けていく姿勢であったりとか戦うところもそうだし、そこはもっともっとやっていかなきゃいけなかったなっていうふうには思いました。
Q:フリーキックを蹴るシーンもあったが悔しさが残るか
相馬:あれはもうやっぱり近かったので、すごい決めなければいけなかったなというふうに思います。
Q:自身のキャリアにとってワールドカップはどのようなものか
相馬:やはり普段の試合とは緊張感と背負ってるものと、あとは強度だったりとか、そういったものはやっぱり違うものであったなというふうには感じました。
Q:Jリーグの代表としてどのようなプレーを見せたいか
相馬:やっぱり得点ですかね。スペインとの試合ではっきりしていて、勝つことが出来たら可能性的に1位突破がかなりほとんどの確率で出来るっていうこともあるので、やっぱり得点を取らないと勝てないスポーツではあるので、そこを一番に目指してやりたいなっていうふうに思ってます。
Q:敗戦を経てチームはすぐに切り替わったか
相馬:上は向いていたと思います。やっぱりチーム内で切り替えようっていう声もありましたし、スペインとドイツの試合もほぼ全選手で見ていて、そういったところからももうスペイン(戦)に向かっているっていうふうな、僕自身もそういう気持ちでしたし、チームとしてもそういうふうに向かっているなと感じました。
Q:相馬選手から見てスペインの印象は
相馬:本当にすごい完成されているっていうか、まずビルドアップのところはしっかり相手がプレッシャー来てても後ろから繋いでくる印象もありますし、逆にビルドアップのところでしっかり潰すことができたらショートカウンターを使えるなっていう印象です。
相手の特にアンカーの選手のところのケアが一番難しいと思うんですけど、しっかりやることは一つカギになるかなっていうふうにドイツとスペインの試合を見ていた時は思ってました。
Q:勝てば良いというシンプルな状況の方がやりやすいか
相馬:結果的にですけどもうはっきりしたんでそっちの方が良いというか、やっぱり勝ちを目指さなければいけない―元々目指すもので、引き分けを狙いながら試合するって本当難しいことだし、あまりそういう試合はなかなか無いので、勝ちに向かえるっていうことはすごい良いことだなっていうふうに思います。
Q:日本サポーターの期待に対して
相馬:もう本当にこの間のコスタリカ戦は青いユニフォームがスタンドに沢山見えて多くの応援をしていただいているなっていうふうに感じたので、やっぱり喜んでいただけるのは結果でしかないと思うんで、勝利を届けて喜んでもらえたらなっていうふうに思います。
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