水谷隼選手(32)と伊藤美誠選手(20)の複合ダブルスでの金メダル(26日)で盛り上がる卓球界。29日に女子シングルスに挑む伊藤選手の様子を熱心に見つめる次世代の「天才少年」が愛知県豊橋市にいました。
両親は卓球で全国制覇…そんな一家の「天才少年」 既に日本代表も経験
29日、伊藤美誠選手の女子シングルス準決勝の試合を、愛知県豊橋市で見守っていたのは小学4年生の小林右京くん(9)です。
右京くんは、10歳以下の卓球日本代表に選ばれた経験もあり「天才少年」と呼ばれています。
両親は学生時代に卓球で全国制覇している「卓球一家」。右京くんが初めてラケットを握ったのは1歳の時でした。
「根底には卓球が楽しくて好きというのがあると思うけれど、勝負を楽しめる性格ではあります。卓球だけじゃなくて、景品がかかったりとかジャンケンとかも」(父親の小林哲平さん)
3歳で本格的に競技を始め、数々の大会で優秀な成績を収めてきました。
夏休み期間中は平均して1日4時間の練習をこなします。
武器は横回転ドライブ「ギョイーンっていくやつとヒュイーンみたいなやつ」
特異なサーブは9種類。さらに右京くんの武器といえるのが横回転ドライブ。球の回転によってバウンドと同時に大きく曲がります。
同世代の中でも1、2を争うという球の回転数でコースに変化をつけ、相手を揺さぶります。
「駆け引きみたいなところが楽しいです」(小林右京くん)
Q.どういうところが自分の強みですか?
「サーブの回転量とかタッチの柔らかさとか」
「カーブドライブでも、ギョイーンっていくやつと、ヒュイーンみたいなやつと」(小林右京くん)
そんな右京くんの目標は…
「オリンピックと世界選手権とワールドカップとグランドファイナル。4大ツアーで優勝したい」(小林右京くん)
(7月29日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
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