サッカーFIFAワールドカップ2022、日本代表はPK戦の末、クロアチアに敗れ、ベスト16で大会を終えました。
試合から一夜明け、日本代表の三笘薫選手が取材に答えました。

Q:どんな大会だったか
三笘:自分の足りなさっていうか、まだ力不足だなっていうのは感じましたし、色んな素晴らしい国とこの舞台で対戦できたっていうのは、自分の中では素晴らしい経験になったんで、これを生かさないといけないなと思ってます。

Q:クロアチア戦を振り返って
三笘:1-0になって、うまくそこをキープしつつ勝利っていうところへ持っていければよかったですけど、やっぱりそうも簡単にはいかなくて、自分も得点を狙いに行きましたけど、決めきれないってところで、まだまだやることが多いなっていうのは感じました。PKも色々と考えるものはありますけど、それ以前にもっと何かできたんじゃないかなと思ってます。

Q:攻撃を決めきることはこれからの課題になるか
三笘:世界のトップレベルの選手はそういう選手が多いですし、試合を決め切れる人が何人もいるので、そういう存在になりきれなかったっていうのが今大会感じるところでした。

Q:守っているときの相手の選手について
三笘:ウイングバックをやってた経験が生きて色んな対人のところは通用した部分も多かったですし、でも通用してない部分も多くて、まだまだ強度だったり総力の部分だったり、選手としてのクオリティっていうのは上げないといけないなと思いましたね。

Q:具体的に通用したと思うプレーは
三笘:一対一での局面っていうのはそこまで負けてないと思いますし、でも連携だったり後ろのエリアでの守備の仕方だったりってのはまだまだ改善しないといけないですし、そこから前に出て行ってシュートを打ちきるところだったりがまだまだ必要かなと思います。

Q:今大会のベストプレーは
三笘:ベストプレーですか。ベストプレーはちょっと分かんないですけど…まだちょっと思いつかないですね。

Q:逆に課題と感じたシーンは
三笘:クロアチア戦で(酒井)宏樹君からボールを受けて、あそこで仕掛けれなかったっていうのが(自分が)そういう選手だなっていうのは終わって感じましたし、ああいうところで仕掛けて点を取りきるところが僕には求められてた中でそこが出来なかったので、そういうところかなと思います。

Q:今大会を経てどうなっていきたいか
三笘:もう今までやってきたことをやり続けるだけだと思うので、課題はもちろん自分でも分かってますし、スタメンから出てチームを勝たせるっていうところにもっていかないと、いくら途中でも自分も納得しきれないですし、11人のピッチに立つことでもっとよりチームとしても引っ張っていけると思うんで、それをまた4年間しっかりと積み上げていきたいなと思います。

Q:具体的にどんなことを積み上げたいか
三笘:特にはフィジカル的な部分、昔からそうですけど世界の選手との差ってのはそういうところもありますし、ピッチ内で感じる圧だったり身体の大きさっていうところはまだまだ足りないなっていうのも感じます。90分通して脅威になれるようにならないといけないなっていうのはいつも感じてることで、それを求めていきたいなと思います。

Q:クロアチア戦での自身のプレーは納得していないか
三笘:ベンチで活躍するとかよりも、やっぱりスタメンで活躍できる選手が良い選手だと思うので、僕は。それは全然、納得は出来ないですね。

Q:スタメンで出続けるために考えていること
三笘:クラブチームでスタメンで出続けるっていうところと、高い強度で揉まれ続けることで自然と強くなっていけると思いますし、プレミアリーグで今できているので、それを常にハイパフォーマンスを見せ続けるってことが自分の成長に繋がるかなと思います。

Q:4年後にどんな選手になりたいか
三笘:間違いなく日本代表を背負っていかないといけない存在だと思います。年齢的にも29歳なので、前目な選手としては最後になる可能性もありますし、そこでこの悔しさをぶつけないといけないなと思いますし、ベスト8に導けるようなプレーにならないといけないと思ってます。

Q:どんなチームにして4年後臨みたいか
三笘:やっぱりスペインだったりドイツと試合したときに、守って引いて我慢強く戦って勝てましたけど、確率的には勝ちにくいチームというか、自分たちが主導権をもっと握っていけるサッカーをやっていかないと日本サッカーも強くなっていかないと思う。
ボールを握って、圧をかけて、常に自分たちが主導権を握るサッカーを代表でもやっていかないといけないなと思いますし、その能力を一人一人が持ってないと出来ないことだと思うんで、そのパーツになれるようにまずはやっていきたいと思います。

Q:三苫選手に憧れている日本のサッカー少年たちに一言
三笘:もう一つ先、ベスト8に行けなかったっていう現実を教えてしまったというのは事実ですし、もう一つ先に行ってブラジルと試合が出来れば他の景色もあったと思うんで、そこに対する責任は今後覚悟をもってプレーしないといけないなと思います。でも今大会で強豪に勝っていくっていうところは、諦めないっていうこととか、やれば勝てるっていうところは見せれたと思うんで、可能性がある限り信じてやるっていうのが大事かなと思います。

Q:4年後、期待していいか
三笘:はい。期待してもらって。頑張ります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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