ドジャースが来オフにFAを迎える

エンゼルス・大谷翔平投手の争奪戦に乗り出す準備を

整えつつあるようだ。

潤沢な資金力で例年ストーブリーグの主役となっていたが、

ここまで“無風”。

補強策でも大谷獲りを想定しているかのような

動きを見せている。

ドジャースが獲得を目指していると

伝えられていたダンスビー・スワンソン内野手が、

7年1億7700万ドル(約242億円)でカブスと合意。

今オフの補強らしい補強といえば、

クレイトン・カーショー投手との1年2000万ドル

(約27億3500万円)での再契約と

ノア・シンダーガード投手との1年1300万ドル

(約17億8000万円)のみだ。

また、レッドソックスからFAとなっていた

JD・マルティネス外野手を獲得した。

通算282本塁打を誇る強打の指名打者だが、

年俸1000ドル(約13億7000万円)の1年契約だった。

2024年はまたDHスポットを空けて待ってます。

ドジャースは今季まで2年連続でぜいたく税の

基準額を超えていた。

1年でも基準額を下回ればリセットされるが、

超過を続ければ徴収額が大きくなる。

米メディアでは10年700億円級と莫大な資金を

要する来オフの大谷獲りへ1度リセットさせたい狙いが

あるとも指摘されている。

今オフは、FAの目玉だったアーロン・ジャッジ外野手が

ヤンキースと9年3億6000万ドル(約491億円)で

再契約することで合意した。

大型契約ラッシュで盛り上がりを見せた。

ただ、水面下で話題になっていたのが、

エンゼルス・大谷翔平投手だ。

大谷はシーズン終了前の10月1日(同2日)に

エンゼルスと年俸3000万ドル(約40億9000万円)で合意。

ミナシアンGMは今オフのトレード放出の可能性を

否定したものの、勝ちを求める大谷に反して

チームは地区優勝した2014年を最後に

ポストシーズンから遠ざかっている。

メジャー球界屈指の人気を誇る。

ヤンキースと9年491億円の契約延長で合意した

“ジャッジ超え”の契約は間違いない。

「ジャッジの契約は間違いなく超えるでしょう。

500ミリオン(約682億6900万円)以上は

いくんじゃないですか。年俸4500万ドルで10年契約を

結んでも4億5000万ドル。5億ドルは超えるでしょうね」

では、注目の移籍先は?支払い能力のある球団が

第1条件になると指摘、ヤンキース、ドジャースの

人気球団を挙げた。

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