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リーガ・エスパニョーラ第27節、エイバルvsマジョルカが7日に開催された。

ここまで勝ち点27で16位のエイバルと、勝ち点22で18位に沈むマジョルカによる、残留に向けて重要なシックスポインター(※勝ち点6の価値がある試合)。エイバルのMF乾貴士が招集メンバー外となった一方、マジョルカの久保建英は3試合連続での先発入りを果たした。

11分にホセ・アンヘルにバー直撃の直接FKを放たれて冷や汗をかいたマジョルカだが、ハーフタイムにかけては押し気味に試合を進める。3-4-2-1の2列目右サイドに入った久保は攻撃時、比較的自由に動いて逆サイドまで顔を出す。その久保は、ショートコーナーからの良質なクロスや、右サイドからの鋭い仕掛けなどでチャンスを演出する。

すると、先制したのはマジョルカだった。42分、久保がボックス左手前でFKを獲得すると、キッカーのダニ・ロドリゲスがインスウィングに巻いたクロスを供給。味方に合わせたボールだったが、これがそのまま流れてファーサイドのネットに収まり、マジョルカがリードして前半を終えた。

迎えた後半はエイバルの反撃を受けるマジョルカ。久保も右サイドで守備に奔走する時間が増える。それでも、日本の至宝は78分に魅せる。ハーフウェーラインでポゾがボールを奪うと、ペナルティアーク付近の久保にパス。久保はDFに対応されながらもマークをずらし、右足を振る。コントロールシュートが左ポストの内側を叩いてゴールインし、久保の今季3得点目でマジョルカがリードを広げた。

その後、久保は82分にキ・ソンヨンとの交代でお役御免。先月にマジョルカ入りしたキ・ソンヨンはこれがデビュー戦となった。

マジョルカはアディショナルタイムに1点を返されるも、そのまま逃げ切り。久保の活躍もあり、敵地での重要な一戦でアウェー初白星。3試合ぶりの勝利を手にした。

#エイバル #マジョルカ #久保建英

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