東京オリンピックのために来日したものの、強制帰国を拒否してポーランドに亡命した、東欧ベラルーシのクリスティナ・ティマノフスカヤ選手(24)が5日、BBCの取材に応じ、母国に帰るのを恐れていると明かした。

亡命先のポーランドから取材に臨んだティマノフスカヤ選手は、コーチから荷物をまとめて帰国するよう言われた時から恐怖を感じるようになったと語った。

また、羽田空港へ向かう車の中で、祖母から電話で帰国するのは危険だと告げられ、亡命を決断したと述べた。

ティマノフスカヤ選手は、2日の女子200メートル走に出場する予定だった。しかし、一部の選手に出場資格がないことが分かり、5日に予定される400メートルリレーに出場するよう急きょ指示されたことについて、インスタグラムで不満を述べた。

この動画が投稿されると、ベラルーシの国営メディアはティマノフスカヤ選手を一斉に批判。国営テレビONTは、選手に「チーム精神」が欠けていると非難した。

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https://www.bbc.com/japanese/video-58109927

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