2019年7月23日に行われたボローニャ入団会見。冨安選手は冒頭でイタリア語であいさつをしている。後半の質疑は日本語⇄イタリア語通訳付きで対応している。

イタリア語スクリプト、日本語訳は字幕ボタンを押してください。

Buongiorno, mi chiamo Takehiro Tomiyasu, per favore chiamatemi Tomi. Sono contento di giocare con il Bologna, spero di rimanere tanti anni qui con voi, vi ringrazio.

「初めまして、冨安です。トミと呼んでください。ボローニャでサッカーができることを嬉しく思っています。長く皆さんと一緒に居られることを望んでいます。」

2019年7月9日、セリエA・ボローニャFCへの完全移籍が発表された。背番号は「14」。8月10日、親善試合のビジャレアルCF戦でヘディング弾を決めボローニャでの初ゴールを記録した。8月18日、コパ・イタリア3回戦のACピサ1909戦で公式戦デビューを果たした。8月25日、セリエA開幕戦のエラス・ヴェローナFC戦で右サイドバックとしてリーグ戦デビューを果たしそのプレーに多くの称賛の声が上がった。

ガゼッタ紙は新星ベスト5に選出。英『トーク・スポーツ』が発表した「今季のヨーロッパのワンダーキッド トップ20」でジェイドン・サンチョやキリアン・エムバペが名を連ねる中10位に選出された。9月12日、ボローニャは8月のクラブ月間MVPにロベルト・ソリアーノやリッカルド・オルソリーニを抑え冨安が選出された事を発表した。12月15日、セリエA第16節アタランタBC戦にて移籍後初アシストを記録。2020年7月18日、第34節ACミラン戦で左足のミドルシュートでセリエA初得点を記録した。シーズン通して右サイドバックやセンターバックとして先発出場を重ね、7月にはコリエレ・デロ・スポルト紙から「冨安は黄金の選手。シニシャ・ミハイロヴィチ監督にとってなくてはならない選手」と評価された。

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