「ショウヘイ・オオタニがビースト・モードを解放。これは信じられない39号だ!」

米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏も大興奮の一打は、初回の第1打席、に飛び出しました。

相手先発のエース、ガウスマン投手の初球フォーシームを完璧に捉えた打球はライト方向へ一直線!
打った瞬間ホームランを確信する会心のあたりでした。

米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「完璧な一発だった。この男はイカれてる」と絶賛。

また、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者は、このように伝えました。

「ショウヘイ・オオタニは昨日の試合で1安打完封勝ちを収めた後に、2つの国をまたいで3打席連続本塁打を放った。私たちが見ている光景を、今やどう表現していいか分からない」

ネット上のファンからも次のようなコメントが殺到していました。

「信じられない!」
「スーパーマンだ!」
「もう笑うしかない」
「ジオリトは苦笑いしてた」
「やっぱり昨日は人間のフリしてたんだ」

すさまじいホームランには、ブルージェイズのファンも笑うしかない様子。
中にはニコニコと拍手して喜んでいるファンもいたようです。

また、先日トレードでエンゼルス入りし、この試合で先発を務めたジオリト投手の反応にも注目が集まりました。ホームランを目の当たりにし、「信じられない」と言いたげな笑顔で大谷選手を見つめるジオリト投手。

これを見たMLB公式サイトのレポーターのペイジ・レッキー氏は、「ジオリトはたった今、恋に落ちたんじゃないかな」と綴っていました。

また、現地ファンからもこのようなコメントが寄せられていました。

「なんて素晴らしい1枚だ。チームメイトすら驚いているんだ」
「ショウヘイとベンチを共に出来たら俺だってこんな風に彼を見つめるよ」
「ショウヘイの近くに座りたい者を誰も咎められないよ」
「幸運な男だ」

しかし、エンゼルスは4対1で痛恨の連勝ストップ。
先発のジオリト選手は、2本のホームランを浴びながらも、6回途中までを6安打3失点、5奪三振と粘り強いピッチングを見せてくれていただけに、移籍後初勝利とならなかったのは残念でなりません。
9安打を打ちながらも、うまくかみ合わなかったエンゼルス打線もさることながら、守備のエラーが重なり得点を許してしまった場面がかなり痛かったですね。

それでは、日本時間7月29日におこなわれたブルージェイズ戦での、大谷選手の活躍を振り返っていきましょう。現地の反応や監督・選手のインタビュー、そして、途中交代となってしまった大谷選手の状態もあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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