ア・リーグチャンピオンシップシリーズ第3戦【アストロズ8-5レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
今季苦手としているホームで2連敗スタートとなった昨季王者アストロズだが、敵地で本領を発揮。レンジャーズ先発のマックス・シャーザーを4回5安打5失点でノックアウトするなど、8対5で勝利を収め、対戦成績を1勝2敗とした。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは6回途中3安打2失点で勝利投手となり、プレーオフ4先発での被打率.071はメジャー新記録に。アストロズ4番手のライアン・プレスリーがセーブを挙げ、シャーザーは初回こそ無失点に抑えたものの、2回以降は精彩を欠いて敗戦投手となった。
初回こそ三者凡退に終わったアストロズだが、2回表二死満塁からシャーザーの暴投とマーティン・マルドナードの2点タイムリーで3点を先制。3回表にはホセ・アルトゥーベのソロ本塁打でリードを広げ、アルトゥーベはマニー・ラミレス(29本塁打)に次いで史上2人目となるプレーオフ通算25本塁打を達成した。
ハビアーの好投が続くなか、アストロズは4回表一死3塁からマウリシオ・デュボンのタイムリーで追加点を奪い、5点リードに。レンジャーズ先発のシャーザーは4回5安打5失点で降板した。
レンジャーズは5回裏二死からナサニエル・ロウにチーム初安打が飛び出し、続くジョシュ・ヤングの2ラン本塁打で反撃開始。6回表にはヨーダン・アルバレスの大飛球に対して中堅レオディ・タベラスが見事なホームランキャッチを見せ、レンジャーズが流れを引き寄せたかに見えた。
しかし、アストロズも6回裏に左翼マイケル・ブラントリーの好守でピンチを切り抜け、7回表にはアルバレスのタイムリーで2点を追加。7回裏にヤングが再び2ラン本塁打を放ち、レンジャーズが3点差に詰め寄ったが、アストロズは8回表にジェレミー・ペーニャのタイムリーで8対4とリードを広げた。
8回裏にレンジャーズがアドリス・ガルシアのタイムリーで1点を返して3点差に詰め寄ったが、最終回はアストロズの守護神プレスリーが締めくくって試合終了。今季は敵地で強さを発揮しているアストロズが8対5で勝利し、0勝2敗から逆転でのワールドシリーズ進出に向けて、まずは1勝を手にした。
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