アメリカ・メジャーリーグで、大谷翔平選手がフリーエージェントとなり、その動向に世界中が注目しています。日本ハムで二刀流・大谷を後押しし、今年のWBCで14年ぶりに世界一を奪還した“侍ジャパン”の栗山秀樹前監督に話を聞きます。
(Q.大谷選手は、どういう基準で球団を選ぶと思いますか)
栗山さん:「そのチームを自分が勝たせられるチーム。世界一にさせたいチームを選ぶのかなと思います。僕がずっと言っていたのは『自分で決めなさい』。色んな意見があると思いますけど、大谷翔平が決めたことは、野球の神様が必ず味方をするので、必ず自分で決めてくれと言い続けていました」
大谷選手は「野球しようぜ!」の言葉と共に、小学校へのグローブを寄贈することを明らかにしました。寄贈されるグローブはジュニア用で、右利き用が大小1つずつ、左利き用は大1つの、合わせて3つ。デザインは、大谷選手が使用しているグラブをもとにし、サインも入っています。グローブの寄贈は、来月から始まり、来年3月までをめどとしています。
(Q.大谷選手のグローブ寄贈について、どう思いますか)
栗山さん:「翔平に『野球やろうぜ』と言われたら、全員やりたくなりますよね。これ以上、大きなことはないです。今回は6万個ですか。これ、大越さんやらないですか。6000個ぐらいにして。グローブをもらうと、うれしいんですよね。グローブをはめるところから野球はスタートするので。翔平の6万個まではいかないですけど、なんかやりたいですね」
大越キャスター:「ボールとか。今まで野球をやったことない人が触れて『グローブってこんな感触なんだ』『ボールとるってこういう感触なんだ』って分かってほしいですね」
栗山さん:「そうですね。色んなボールの形があるので、子どもたちが投げやすいボールの形でいきましょう。6万個」
(Q.大谷選手がすることは、本当にスケールが大きいですね」
栗山さん:「特に左利き用のグローブを入れているとか、本当にきめ細かく皆のためを考えているのは、翔平らしいです」
(Q.野球をやる子どもが減っているなかで、大谷選手のメッセージはパンチ力がありますね)
栗山さん:「参りました」
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