昨年は羽生結弦、今年は荒川静香…地方競技会に2年連続で五輪金メダリストが駆けつける聖地・仙台に差した“希望の光”
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12月17日、仙台市泉区のアイスリンク仙台で、「第6回仙台市長杯フィギュアスケート競技会」が開催された。フィギュアスケート発祥の地・仙台で行われる、競技普及や次世代の選手育成を目的とした地方競技会。昨年は開会式にサプライズ登場した羽生結弦さんが演技を披露したことで、大きな話題となった。

 今年は荒川静香さんが会場に駆けつけ、出場者にエールを送った。地元のスケートリンクから巣立った五輪金メダリストが2年連続でゲスト登場するのは、仙台ならでは。荒川さんの激励を受けた宮城県内のスケーター約60人が、氷上で日頃の練習の成果を発揮した。(シニア、ジュニアはいずれもショートプログラム)

「ホームリンクで試合ができることは貴重な経験」
 荒川さんは開会式で、「私自身、将来にどうつながるかなかなか想像できずにスケートと向き合ってきましたが、想像できないからこそ、一つひとつの段階、大会において成長してオリンピックにたどり着いたのだと思います。目の前にある今の瞬間を大切にして、一つの大会に向けて頑張る毎日を過ごしていただきたい」などと挨拶した。

Video:https://youtu.be/GY28ffI6HM4

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