サッカーFIFAワールドカップ2022、日本代表はPK戦の末、クロアチアに敗れ、ベスト16で大会を終えました。
日本代表の守田英正選手が取材に答えました。
Q：ワールドカップが終わって今どんな思いか
守田：結果が出なくて本当に悔しいです。
Q：世界に対してできると証明できた部分も相当数あったと思うがどうか
守田：勝てないだろうと思われていたグループを一位で突破出来たのは、素晴らしいことだと思いますし、僕自身怪我明けで二戦目からの出場にはなりましたけど、試合を重ねるにつれてパフォーマンスも少しは上がっていったので、ただ本来の自分のパフォーマンスには程遠かったと思いますし、チームに貢献できなくて残念に思っています。
Q：相手に合わせて柔軟にやっていく部分は、昨日の試合では強く表現できたと思うか
守田：試合の中で選手と話し合って、その場の最適解を見つけながら解決するっていうのは昨日の試合も同じようにできたと思うんですけど、一本のチャンスをものにされてしまったので、僕たちがグループでそういったチャンスをものにしてきたように、同じようなことを相手にされてしまったので、本当に、その一本で勝負が決まってしまうのがサッカーの残酷なところというか、魅力でもあると思いますし、できたところもありますけど、できなかったところの方が多かったのかなと思います。
Q：今後の四年間を考えた時にどうなっていきたいと思うか
守田：このワールドカップ、僕自身初めての大会でしたけど、本当にチームだったりファンの皆さんに支えられて、助けられたなっていう気持ちでいっぱいなので、次のワールドカップは僕自身がチームを導いていけるような存在になりたいですし、この大会によってより自分がいろんなものを背負いながら、導くような存在になりたいっていう気持ちが芽生えたので、今後そういったところに着目してもらえたらなと思います。
Q：この大会で通用したと思う部分、これから磨いていかないといけないと思う部分はどこか
守田：通用した部分はチーム力だと思います。日本人の勤勉さだったり、真面目なところっていうのは、強豪国相手でも一つになればいい戦いができるっていうのは証明されたって思いますし、選手個々の部分を見ても、ヨーロッパに来てたくさんの選手が厳しい環境の中で切磋琢磨してプレーしてると思うので、日本サッカーが本当に向上されてきているんじゃないかなとは感じているんですけど、まだ一歩届かなかったっていうのは何か原因がありますし、それが何でなのかっていうのは僕自身まだ分からないですけど、考えて考えて、行動していくしかないのかなと思います。
Q：次に向けて日本のスタイルをどうしていくべきだと思うか
守田：僕自身は今大会においては、アジャストするような形で、相手によって合わせていくような作業が本当に多くて、ただやっぱりこれから先、今大会で日本が力があるということを世界中に証明できたように、これから日本が自分たちからアクションを起こしていくようなサッカー、相手に合わせるんじゃなくてそれ以上に自分たちがどういうものを提示して、どういったものをやろうとするのかっていうのは本当に、必要になってくると思いますし、それができる国だと思っているので、今後四年間でそういったところを構築していければなとは思います。
Q：アジアの舞台で目指すもの、示さないといけないものはどういったものか。
守田：これは調子に乗ったりとかそういうわけじゃないですけど、ワールドカップで強豪国相手に戦っていくには、アジアっていうところで見れば本当に小さいですし、当たり前に勝っていけるような存在にならないといけないと思いますし、今回アジア勢がベスト16ですべて敗退してしまったと思うんですけど、僕たち日本がアジアを引っ張っていくっていう気持ちは強くなったと思いますし、そこに本当に期待してほしいので、そういった意味でもアジアカップは必ず優勝して、導いていきたいなというふうに思います。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
NIHON2020.COM - Olympic Games Tokyo 2020.