エンゼルスの大谷翔平投手は来オフにFAを迎える。

それまでに契約延長しなければ、

巨額契約での争奪戦は必至だ。

米スポーツ局「ESPN」は、北米のプロスポーツ選手で

史上初となる5億ドル(約643億円)の

契約を得る可能性を指摘。

エンゼルスは、大谷が加入した

2018年シーズンから複数の日本企業と

6桁(10万ドル単位)のスポンサー契約を結び、

継続的に利益を得ているという。

さらに、大谷関連のグッズ配布日には、

2022年の場合平均41000人以上が来場。

他の試合では平均3万人を割っているエンゼルスに、

毎年最大3000万ドル(38億円)ほどの

追加収入をもたらしていると予測している。

その他にも数えきれないほどの

「経済効果」を紹介している。

日本から試合を見に来るファンは地元の

レストランやホテルを利用し、

アナハイムの場合はテーマパークにも足を運ぶ。

さらに、日本メディアが1億2500万人の

日本人に向けて、エンゼルスのブランドを

アピールしている。

大谷は2022年に17ものブランドと

スポンサー契約を結び、ジャッジが持っていた

MLB記録の13を超えたという。

エンゼルスタジアムの22の日本企業の広告も、

新記録だと考えられている。

記事はこれらの経済効果こそが、

エンゼルスが大谷をトレードに出したがらない

大きな理由とし、もしFAになれば、

次の契約は“新記録”になる

かもしれないと予測している。

大谷は2021シーズンに46本塁打を放って

ア・リーグMVPに輝くと、昨季は自身の名前が

ついた大谷ルールによって、史上初めて開幕投手で

1番打者起用された。

そして、昨季は打者として34本塁打を放ちながら、

投手として自己最多タイの15勝を飾り、

史上初のダブル規定到達を成し遂げている。

伝説のベーブ・ルース氏と比較されることもあり、

今や大谷は現代における世界最高選手の一人だ。

同メディアは、30歳未満の中で将来殿堂入りする

可能性のある選手として

サンディエゴ・パドレスのフアン・ソトや

シアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲス、

ボストン・レッドソックスのラファエル・デバース

など8人を選出している。

そのうちの一人として大谷も選出し

「投手と打者で同時に優れた二刀流の選手。

達成可能であるという我々が考えるほどの

特異な才能がある」と評価。

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